Guide｜書き方ガイド

家計が赤字になる原因の多くは、毎月の生活費ではなく
“予算に入っていない特別支出”。

旅行、家電の買い替え、冠婚葬祭、固定資産税や保険の年払い…。
「わかっていたのに準備していなかった」ことが、慌てる原因になります。

1. Step１ 1年分を見える化する
   • 季節ごとの行事（旅行・誕生日・お祝いごと）
   • 税金や保険料の年払い
   • 家電や車のメンテナンス
   • 冠婚葬祭すらも予算化

   　→予測できる出費を、”特別支出”として、1年分まとめて書き出します。

2. Step２ 予算を組み込む

   内容と金額を先に記入し、月ごとの予算に反映。
   少しずつ積み立てれば、急な出費にも慌てません。

3. Step３ 実績を記録する

   予定だけでなく、実際に支払った金額も書き込みます。
   　→「予算との差」や「どれくらい出費を読めていたか」が見えてきます。

4. Step４ 年間イベント予算をどう作る？
   • 合計予算を出す
     すべてのイベント支出を合計します。
   • 工面の方法を考える
     －ボーナスから充てる
     －毎月の積立から準備する
     －特定の収入源をあてる（副収入など）
   • 足りない分は”次回へ”送る
     無理に詰め込まず、翌年以降にスライドします。

本冊の「③1年間のワクワク設計図を」見ながら、
1年間の「やりたいこと」を予算化をしよう。

• 予測できる出費を”突発扱い”しないから、家計が安定する
• 1年の「備えるべき支出」が一目でわかる
• 1年分のイベントを見通して、安心して楽しむ準備ができる
• 「やりたいけどできなかった」をリスト化して、翌年以降に活かせる
• 年間合計が、積立やボーナスの目標になる

1. １ やりたいことを予算化する

   本冊の「③ワクワク設計図」を見ながら、
   旅行・習い事・家族イベント・メンテ費用など、
   “理想の1年”にかかる費用をすべて書き出します。

2. ２ 「⑤年間イベント支出の予定」シートに組み込む

   「 内容」と「金額」をイベントごとに「予算」の欄に記入。
   季節ごとの出費の山が見えて、計画が立てやすくなります。

3. ３ 予算に収まらなかったものをリスト化

   「今年は無理だったけどやりたい！」は、来年以降の候補に。
   無理せず、楽しみをつなげていく家計にしていきましょう。

   このワークは、「夢とお金のバランスを見える化する」ステップ。
   “やりたい”を我慢せず、安心して実現できる家計の土台をつくります。